リニューアルは時代遅れ

すでにホームページを運用している場合の話。開設して数年たっても成果が出ない、あるいは成果が落ちてきたというとき。ホームページの全面リニューアル、というのがよくあるパターンでした。

BtoCで存在感増すオウンドメディア、今からどうする?」というMarkeZineの記事で、こんな意見を見つけました。ちょっと長いですが引用します。

様々なマーケティングツールやフレームワークを活用しオウンドメディアを運用していく時代に、リニューアルのような大規模な施策を中心に捉えるのは非常にリスクが大きいです。そこで私が強く言っているのが「イチかバチかのリニューアルは時代遅れ」ということです。目的のための改善と運用が肝要で、リニューアルはその改善手段の一つです。

オウンドメディア(自社所有メディア)に関する記事ですが、一気に大きく変更するのではなく、運用しながら小さな改善を繰り返していくのが大切だ、という話ですね。

例えば、固定のページばかりで新鮮な情報発信ができていないのなら、とりあえずサイト内にブログだけでも追加してみるとか。成約が増えないならば、ランディングページを追加してテストを繰り返すとか。「全面リニューアル」をしなくても、改善できるところはたくさんあるはず。

公開したらあとは放置、で軌道に乗るホームページなんてまず存在しません。「部分的な変更」であれば、予算も抑えられますし、年に何回か実施できます。制作業者さんに依頼している場合は、相談してみるとよいですね。