検索広告とディスプレイ広告

今日は、あるお客様のGoogleアドワーズ広告を見直し。リスティングは運用型広告なので、こまめな調整が不可欠です。参考になるところもあると思うので、今回やったことをシェアしますね。

今までは、検索結果の画面に表示される「検索ネットワーク広告」と、ユーザーを追いかけて表示する「リマーケティング広告」を出稿していました。リマーケティングはまだ成約が出ていませんが、クリック単価40円程度でクリック数もそれほど多くないので継続。

検索ネットワーク広告は、クリック単価が高くてクリック数が多いのに、成約が出ていないキーワードを中心に出稿停止しました。効率の悪いキーワードに見切りをつけたわけです。こういうキーワードがあると、アクセスの絶対数を稼げずに予算を無駄遣いしてしまいます。

かといって、反応のあったキーワードで費用対効果の良いものだけ残すと…アクセス数が少なくなってしまう、ということが起こりがち。それを補うために、ディスプレイネットワーク広告を追加しました。ニュースサイトやブログなどの、関連する記事の広告欄に出稿する方法ですね。私の経験では、検索広告よりもクリック単価が大きく下がることが多いです。ニッチ過ぎて検索回数が少ないキーワードでも、目に触れる可能性を高めることができます。

今回の商品では、主要なキーワードが軒並みクリック単価数百円レベルだったので、ちょっと広告費がかかりすぎていたところを、ディスプレイ広告で補う作戦です。ただし、検索広告に比べるとユーザーの購入動機は低いことが多いです。成約率は低下するのが通常。

クリック単価を高くしてでもモチベーションの高いユーザーを狙った方がよいのか。クリック単価を下げて、浅く広くで集めた方がよいのか。

やってみないとわからないですから、とりあえず1ヶ月ぐらいディスプレイ広告を回してみる計画です。アドワーズ広告にチャレンジしている人で、意外にディスプレイネットワーク広告を使っていない人がいるようなので、かんたんですが紹介してみました。