サイトを公開するときやるべきこと

いまどきのホームページ、公開するときにやっておいたほうがいいこと、後々トクすることがあります。

その1:リマーケティングタグの設定

Googleでは「リマーケティング」、Yahoo!では「サイトリターゲティング」と呼ばれる追跡型広告があります。一度ホームページを訪問した人に、追いかける形で表示するタイプの広告です。「この広告、何度も見るなあ」ということ、最近よくありませんか?

一回ホームページを見たということは、興味・関心を持っている可能性が高いということ。「そういえば前にみたあのホームページ、なんだったっけ?」と、忘れてしまった見込み客に再アプローチできるわけです。クリック数はそれほど多くなりませんが、この広告をクリックする人は見込みの高いユーザーです。

この追跡型広告を出すためには、ホームページを訪問した人のリストをためておく必要があります。多ければ多いほど可能性が高まるので、早いうちからリストを構築するのが吉。タグを各ページに設置する方法や、Googleアナリティクスのデータを連携させる方法があります。サイト立ち上げと同時に設定しておくとよいですね。

その2:Facebookピクセルの設置

Facebookのユーザーが、自分のホームページでどんな行動をしたか追跡できるのがFacebookピクセルです。ホームページにFacebookピクセルを埋め込むと、コンバージョン(反応)したFB広告などさまざまなデータが取れます。訪問者のリストがたまれば、GoogleやYahoo!のように追跡型の広告も出せます。

さらに、Facebook広告でぜひ使いたいのが「類似オーディエンス」機能。あるリスト(最低100人)によく似た
属性をもつユーザーだけに広告を配信することができます。

例えば、自分のホームページに訪問した人をソースオーディエンス(元リスト)にします。興味関心や地域、性別や年齢など、Facebookが自動的に分析して、「この人たちはあなたのホームページに興味がありそうなので広告を出しますね」ってしてくれます。100人以上、反応してくれるようなら「あなたのホームページで反応してくれた人によく似た人たちに広告を出す」ということもできます。これならさらに可能性は高まりますよね。

…というように、ホームページ訪問者のデータを蓄積しておけば、さまざまな施策が打てるわけです。ただ漫然とホームページを動かしていてはもったいないですよ。