煽り系広告から学ぶ
金曜日のメルマガで、「2,000万円の借金を抱えてドン底だった自分が、たった1ヶ月で1億円売り上げた究極のネットビジネス必勝法とは!?」なんて書いたんですけど。「笹平さんも好きなんですか? 実践してるんです?」とメールをいただきました。こういう胡散くさいコピーは、まったく信じておりませんが。好きか嫌いかと言われると好きかもしれない(笑)。
「関心がある」という言い方が正しいですね。
100人に1人程度かもしれませんが、これで心を動かされる人がいるわけです。広告のコピーは見た人の心を動かしてなんぼのものです。そういう意味で学ぶところはあるだろうと。
怪しげな商品を売っている人は売り方がうまくて、本当によい商品を売っている人は売り方が下手。そんな傾向があると思っています。まあ、悪質な商品と悪質なコピーは、そもそも嘘をついているわけですから、インパクトを出しやすくはあるんです。1を100ぐらいに見せかけている。逆に、商品の力が100ぐらいあるのに、1しか伝わっていない場合。これはこれで不幸です。
商品をアピールすることに心のブレーキがかかっているのかもしれない。「いいものは黙っていても売れる」という意識はどこかにありませんか? 「宣伝は下品だ」とか。100のものを100として伝えるにはどうするか。もしかしたら、今よりもっと「強い」表現が必要な場面があるかもしれませんよ。その時に「ここまでやると怪しい」という基準にもなりますし、煽り系の胡散くさい広告も、目にした時には毛嫌いせずに読んでみてください。