ホームページへの正当な支出
きのう読んだ本と、あるお客様との打ち合わせで話したことがつながっていたのでご紹介。
ダン・S・ケネディ&ジェフ・スルツキー著、「草の根マーケティング成功戦術大全」(ダイレクト出版)より引用。
多くの地域ビジネスにとっては、インターネットは素晴らしい追加ツールになり得る。しかし、あくまでも“追加”なのだ。
(中略)
ほとんどの場合、中小規模の地域ビジネスがウェブサイトに巨額の費用を投じても、見込めるリターンで考えればその支出は正当化できない。
私がふだん考えていて、時にお客様に話していることを明確化してもらった感じです。ホームページはサブ的な営業ツールとしては必ず必要な時代です。しかし、他に費用対効果の高い販促手段があるのなら、予算はそちらに振り分けるほうが効率的です。
まあ、ホームページ屋なのに「ホームページにはあまりお金をかけないようにしましょう」と言っているので、儲からないわけです(笑)。もちろん、収益化のメドが立ったら追加投資が必要です。その時にお金を頂戴しようということなんですが…。
というわけで、お客様のビジネスが成功してほしいと心から願っていますし、実際にがんばっております。話に聞くところでは、こういう制作業者さんは少ないみたいです。ネットからの収益で制作料金を回収することがそんなに簡単ではないと、みんな知ってるはずですけどね。
正当な支出とはどれくらいなのか。よーく考えてみるといいです。
それなりの規模のホームページをきっちり作ったら、当然お金はかかります。よその業者さんがボッタクってるとか、そういう意味では全くないです。要素を取捨選択して、できるだけスモールスタートで始めましょう、という話。