短期的な成果と長期的なゴール
今年に入ってから、ずーっと忙しい日が続いているので、情報収集がサボりがちになってました。記事のネタ拾いも兼ねて、時間をとって新しい情報をチェックしている今日この頃です。さて、今日のお題は?
ホームページの改善を始めた時、指標になるのはコンバージョン率(成約率・反応率)。コンバージョンを上げるためのテクニックはたくさん世に出ています。テストしてみないと、実際に成果が出るかはわからないですが。きょう見つけたのはこんな記事。
なぜAmazonですらUXデザインの「ダークパターン」でユーザーを騙すのか
ここで「ダークパターン」と言っているのは「人びとをだまし、誤解させ、または操るためのインターフェイス」。4つの代表例が挙げられています。
- サービス継続をほぼ強制する
- オプトアウトメール
- 配信停止リンクが見えにくい
- 友達登録のスパム
私が最近気になっているのは、モバイルページで誤クリックを誘う移動するバナーですね。こういうテクニックを用いると、短期的には反応が上がると思います。しかし、少なからずユーザーに不快感を与えることは間違いありません。不快な思いをしたユーザーがそのサービスを長く使い続けてくれるかというと…。
小狡いテクニックは、いずれユーザー離れを招きます。正攻法でいきましょう。
『○○必勝法』みたいなネットで持て囃されるノウハウって、素早く成果を上げるためのものが多いような気がします。誰でも、簡単に、素早く成果が上がるテクニックが存在するとしたら。みんなやります。競争優位性はありません。
逆に、めんどくさくて、時間がかかって他人がやりたがらないノウハウは信頼性が高いものが多いんじゃないかと。