105年前のイメージ

2017.01.31

当ブログのテーマは、いちおう「ホームページ集客」です。なので、「広告手法」についての話が多くなるのですが…。インターネットのサービスは無料または低コストで使えるものが多いため、「広告費」を使うことに抵抗がある人が多いように感じます。

実店舗に例えるなら、ホームページは人里離れた山奥の一軒屋。存在を知る人は殆どいません。いいものを売っていれば、偶然やってきたお客さんからの口コミで、徐々に人が集まってくるかもしれません。しかし、口コミが広がるまでには時間がかかります。時間がかかるということは、その間お金が出て行くということです。

つまりですね。お金をかけない商売は、お金を持っている人だけができること。お金がないんだったら、できるだけ早く売上が入ってくる流れを作らなければならない。「お金がないから広告を出せない」は間違いです。逆なのです。

インターネット普及初期、いまから15年ぐらい前にはお金をかけずに集客する方法がありました。「ドッグイヤー」という言葉があります。犬の1年は人間の7年に相当することから、変化の激しいインターネットの世界でよく使われます。

15年×7=105年(笑)。

100年も前のイメージで、「無料で集客」って考えてませんか? ちなみに、リスティング広告が日本で始まってそろそろ15年です。初期のうちから、リスティング広告に予算を投入した人たちは大成功しました。ネットでもお金をかけて集客するという流れは、15年前には一部では当然になっていたのです。

とはいえ、やみくもに広告費を使っても、ただただお金が吸い取られていくだけです。「集客にはコストがかかるもの」と、意識を切り替えてもらった上で。どう広告を使えば有効なのかをテストしていかなければなりません。

そのためのヒントを書いていきたいな、と思っているわけです。