WordPressを使ってホームページを作る-その7

2017.01.24

きょうはWordPress講座の最終回です。

ブログ記事を書き続けて、コンテンツが充実してきたら。検索エンジンやフェイスブック経由のアクセスがぽつぽつ集まってきます。たぶん、この段階では1日に数件とか数十件のアクセスしかないことが大半です。

コンバージョン率(成約率・反応率)が仮に1パーセントあったとしても、これではせいぜい数件のコンバージョンしか取れません。あるいはゼロです。コンテンツが充実してきたと感じたら。広告を出しましょう。

いろいろなネット広告がありますが、手をつけやすいのはフェイスブック広告。1日500円、月に1万5,000円の予算で出してみましょう。最初に15万円の予算を準備しました。本を買って、有料素材を買って、画像作成を外注しても、10万円ぐらい残っているはず。半年ぶんの広告に使うことができます。

フェイスブック広告の基本は、表示回数あたりの料金体系になっています。これをクリック単価に換算してみます。おそらくスタート時はクリック単価が100円弱くらいになると思います。これではちょっと高いですね。広告に使う写真や広告コピーなどをくふうして、反応を高めていきましょう。数10円、場合によっては10円以下のクリック単価も狙えます。

クリック単価30円で月に15,000円の予算なら。500人の見込み客をホームページに連れてくることができるんです。2か月で1,000アクセス。反応率0.1パーセントまで計測できます。データをみて、ホームページの改善を続けていくんですね。

2か月やっても反応がなかったら、もしかすると何か大きな問題があるかもしれません。その場合は、ホームページでの訴求を変えてみたり、商品にテコ入れしてみたり。その後、また広告を出してデータを取り直して検証。ホームページの運営はその繰り返しです。

WordPressで作っていれば、タイムリーかつローコストで改善ができるわけです。ホームページは作ってからがスタート。そして、今の時代は何もせずにアクセスを集めることはできません。

制作費を抑えるかわりに、広告費用を確保する。自分で作ればそれができます。制作費は出すけど広告費は出さない。これがいちばんムダなお金の使い方です。このシリーズで私が言いたかったのは、結局はコレかもしれません。

さて、あなたはどうしますか?

いまホームページを持っていて、広告を出していない人はフェイスブック広告の研究を。いまホームページを持っていない人は、とりあえず1冊、WordPressの本を買って、何ができるか調べてみましょう。

↓私のおすすめ本はこれ。

というわけで、WordPress講座は終了です。いかがでしたでしょうか? もっと突っ込んで聞いてみたい! というところがあったら、遠慮なくこの記事へのコメントで質問してください。必ずお答えしますね。