1カラム、2カラム、3カラム…
昨日のメルマガでセカンドライフの話を書いたら、感想が届きました。
ほんとそう思います。
あれは何だったのでしょう。
あの時の狂騒と後の惨状を覚えている人なら、そう思いますよね…。TwitterやFacebook、LINEの次のメディアがいつかは現れるでしょう。早く飛びつけば先行者利益が得られるかもしれません。でも、それはギャンブル。ビジネスにおいては、なるべく不確定要素を減らしたいですね。私の場合。
さて、先日のホームページ研で、最近のウェブデザインの流行について少しだけ解説しました。幸い、今は12月なので、検索すると「2016年のウェブデザインのトレンドまとめ」みたいな記事がたくさん出てきます。例えば…
↓2017年の流行を先読み!ウェブデザインを考える際に気に留めておきたい7つのトレンド
http://brian.hatenablog.jp/entry/web-trend-for-2017
こういうサイトで、今風の表現をときどきチェックするといいですね。ただ、印象的なデザインの仕掛けほど、ページの内容から意識がそれる可能性があります。適材適所で。
ページのレイアウト(配置)についても質問があったのでその解説。ひと昔前は、「視線はF型に移動する」という考えのもとに、上部にカテゴリーを横に並べ、左側にメニューを縦に並べるF型のレイアウトが主流でした。段組(カラム)は2カラムまたは3カラム。サイト内の他ページに移動しやすい形です。
ここ数年は1カラムのホームページが増えています。理由としては「スマホファースト」「モバイルファースト」。スマホなどのモバイル機器を優先してデザインして、あとからPC表示に対応させる手法です。もう一つの理由は、サイト内の回遊よりも検索エンジンやSNSなど外部からの流入を重視するようになったこと。そのページの訪問者にコンテンツをしっかり見せるというランディングページ的な作りに近づいていると思います。もちろん、スマホでは1カラムでもパソコンで見ると3カラムになったり。基本は1カラムでも部分的に2カラム、3カラムを取り入れたり。バリエーションはいろいろありますよ。
死語になりましたけど、「ネットサーフィン」って大事です。いろんなサイトを見て、今の空気感をつかんでください。ウェブに関わる人にとっては、それも仕事のうちですから。ネットであちこちのサイトを見るのは、他人から見たら遊んでるようにしか見えないという問題はありますが(笑)。