「古い」メディアにこだわるワケ

ちょっと前に話題になった動画投稿サービスの「Vine」。サービス終了が発表され、今後、新規の投稿はできなくなります。Twitterへの投稿はできるそうですが。ネットの世界は流行り廃りが本当に激しいですね。

2007年ごろかな? 仮想空間の「セカンドライフ」が一時的にものすごく話題になりましたよね。いろんな企業が参入しましたが、定着はせず、屍累々の世界に。「○○はもう古い!これからは△△!」みたいな言説を目にすると、セカンドライフの惨状を思い出してしまうんですよ。

私が情報発信に使っているメディアは、主にブログとメルマガとフェイスブック。「終わった」と言われることが多いメディアです。とはいえ、例えばメルマガって、米国のある調査では「売上への貢献度で言えば、ソーシャルの40倍」だそうです。「フェイスブック離れ」と言われますが、データでは、今年もユーザーが伸び続けています。個人的に、流行り廃りの激しいネットの世界で生き延びてきたメディアを信用しているのですよ。

InstagramやLINE@で利益を生み出している人たちがいることは知ってますけれども。たぶん、いちばん儲けてるのは「Instagramで稼ぐ!」「LINE@で稼ぐ!」系のセミナーや情報商材をやってる人たちですよ。セカンドライフで稼いだのが日本の場合は広告代理店だったのと一緒です。

新しいメディアが出てきたときは慎重に。そのメディアで儲けるのは誰か? をよーく考えてみるといいです。