Iwate HTML5 #6の報告

11月26日(土)、岩手県立産業技術短期大学校を会場に「Iwate HTML5 #6」を開催。きょうはその報告を。参加者はぜんぶで28名。学校が会場だったこともあり、半分が学生の参加です。この手の勉強会イベントはどこも若者の参加が少なくて苦労しているので、嬉しい結果。ゲストスピーカーの鈴木正行さんも、仙台で同テーマの勉強会を開催したときよりも盛況だと驚いていました。

さて、鈴木さんのお話は。ウェブアクセシビリティの概念やポイントをわかりやすく解説してもらいました。アクセシビリティというと、障害者や高齢者対応と考えられがちなのですが。例えば「ケガをしたとき」「メガネが壊れたとき」など、「誰にでも起きうる状況のために」使いやすさを確保するというところが特に響いたのではないかと。いつでも、誰にでも使いやすいウェブサイトのあり方を考えていかなければと思った次第です。大手企業のアクセシビリティ案件を数多く手がけているだけに、お話には説得力がありましたし、ウラ話も聞けておもしろかったですよ。

鈴木さんもおっしゃっていましたが、若手を育てないと、業界は衰退していきます。学生と現場のクリエイターが交流して、お互いによさを吸収する機会として今回のイベントを企画しました。まずまず目的は達成されたのではないかと思っています。

さて、来月は12月14日(水)に「第12回いわてホームページ活用研究会」を開催します。正式な案内は12月に入ったら。

勉強会の主催とかいろいろやっていて、笹平はイベントごとが好きでやってるんだと思われているフシがあるんですが…。実はこういうの、ものすごく苦手です。必要なことだし、他にやる人がいないからやってるだけです。ほんと。