DMを見直す
先日、ちらっと聞いたお話。DMはいいぞ、と。
いわてホームページ活用研究会に参加してくださったある方。店舗型ビジネスなのでダイレクトメールを集客手段としておすすめしたところ。実際にやってみて、効果があったそうです。
電子メールの普及で、ダイレクトメールが少なくなって。逆に注目度が上がり、見直されている。それが今の状況ですね。お店からのメールは開封率が低いんです。ゆえに、リストの数が多くないと効果が出にくいんですね。商圏が狭い店舗型ビジネスでは、大量のメールアドレスを集めるのはなかなか難しいのです。
たしかに無料のメールに比べれば、多少のお金はかかります。コストがかかるといっても、ハガキDMなら1枚52円。100枚出しても5,200円。
ポイントは、既存の来店客のリストに送ること。新規客の開拓が目的ではありません。売り上げ順や来店頻度順に並べ替えて、上位20人とかに絞って出しても効果はあります。ハガキDMを20枚。1,040円の投資。仮に効果がなくても痛くない金額です。まあ、よほどのことがなければ少なくともDM予算は回収できるでしょう。やらない理由はないですよね?
顧客リストがない、という場合は今すぐに集め始めてください。ポイントプログラムや粗品付きアンケート。リストを集める手段は色々あります。上位客には、「案内を送りたいので住所を教えてもらっていいですか?」と直接声をかける方法もありますよ。
既存客の再来店を促進するには、メールよりDMが効果的。覚えておきましょう。