「いわてPHPカンファレンス2014」参加しました

2014.05.03

連休後半はじまりの今日、「いわてPHPカンファレンス2014」に参加するため岩手県立大学へ。県立大の桜がきれいでした。参加者は全部で14名かな。

基調講演

Yamashita Kazuhikoさん。参加者全員の自己紹介と、本カンファレンスの意義とか。「面白いことへのチャレンジのきっかけ」というのは、こういった勉強会やコミュニティ活動の最大のメリットだと思います。

echoとprintの違い

SASAKI Takuyaさん。返り値なしとint 1、複数の引数を取るか引数1個かなど、簡単な話かと思わせておいて…両者の実装の違いを見ることに。「コードを読んでみると面白い」という内容で、Cのコードは私には荷が重いのですが、PHPのコードはもっと読まなきゃなあと思いました。

apache+php-build(phpenv)を快適にしよう

tkuchikiさんの作成した資料をもとに、今日の進行役を務めた小松さんが代理でプレゼンテーションというアクロバット。複数バージョンのPHPを使い分けできるphp-buildの話。入れる順番によってlibphp5.soが上書きされてしまうという弱点があるらしく、それを回避するパッチの話しなど。

新言語Hackの話

nObisukeさん。Facebookが開発し、実際に使われているPHP互換の言語「Hack」とその実行環境「HHVM」のお話。高速化PHP上位互換言語という感じ。もしかしたら化けて一気に普及することもあるかもしれないなあと思いながら聞いていました。

家計簿データを解析してみた

Yamashita Kazuhikoさん。レシートを撮影するだけで家計簿がつけられるサービス「ReceReco(レシレコ)」のデータをCSVでダウンロード→形態素解析のigo-phpで品目の出現頻度を算出→d3.jsで視覚化→食生活を改善、というアプローチ。これ、ダイエットとからめたらサービスとして成り立つんじゃないかなあと思いました。

PHP+d3.jsでtableauは作れる

iwate_takayuさん。コンサルティングファーム等で使われているのかな?tableauというBIツール(Business Intelligence tools)があるそうです。で、d3.jsを使って、tableauに近いデータ可視化を目指すという内容。デモ自体も興味深かったですが、「データの切り口を見つけるのは人」というところに共感。紹介された本も読んでみたい。

ここからPHPと離れてIT系一般の話題として。

IWDDについて

鈴木やちよさん。IWDDの宣伝(笑)。2006年から続いている地元のIT系コミュニティとして、もっと知られていいと思うのです。

Fandroid岩手の紹介

遠藤拓也さん。東北TECH道場などなど、精力的に活動されているFandroid岩手の紹介。学生さんすごいなあ。

キャンパスナビゲーションシステムの研究

仁多見遼さん。こちらでもハッカソンなどのイベントを開催しているそうです。本編は一部の部屋番号の情報からアルゴリズムで解析して案内するシステムなのかな?部屋数が多い建物でのナビゲーションシステムのようでした。

午後1時半から6時近くまで、盛りだくさんかつ内容の濃い話を聞くことができました。行って良かった。次回開催を楽しみにしています。さいきんPHPにぜんぜん触っていないので、何か作らないと。

2014-05-03 13.35.38