デザインは設計
きょうはホームページのデザイン作業をひたすら。「ワイヤーフレーム」という作業工程です。ワイヤーフレームは、ホームページのレイアウト案のこと。ページの骨格ですね。
通常、ラフスケッチからワイヤーフレームの作成、一枚絵のデザインカンプへと工程が進んでいきます。稀に「イメージが湧かない」という理由で、完成形のデザインカンプを求められることがあります。ところが、最初に完成形に近い状態を見てしまうと、「イメージが固定される」「レイアウトの良し悪しがわかりにくい」という大きな弱点があるんです。
できれば、ページのデザインを検討するときは、ラフスケッチかワイヤーフレームの段階でデザイナーさんと話し合いましょう。目立たせるところが目立っているか、操作性は大丈夫か、などなど。この段階でチェックしておきます。この段階では、大幅な直しをしても、そんなに手間はかからないですし。土台がしっかりしていれば、そのあとのデザイン処理もスムーズ。大きく外すことはありません。
「デザイン」という言葉の本来の意味は「設計」です。情報を的確に伝えられる設計になっているか。ラフスケッチやワイヤーフレームで十分に検討しましょう。
デザイナーさんが打ち合わせに同席すると、その場でラフスケッチを書いてくれることもあるので、話が早い。デザインを外注する機会があったら、今日の内容、思い出してみてください。