ろくろを回してきた
IT業界で「ろくろを回す」という表現があります。インタビュー記事の写真で、なぜか胸の前に両手をあげて、手のひらで何かを包むようなポーズが多いんですよ。IT業界のインタビュー記事ではことごとくこのポーズ。このポーズを通称して「ろくろを回す」と呼んでいます(笑)。
今回はインタビューを受けた、という話ではなくて。8月20日の土曜日。ウェブ系の勉強会「IWDD」の企画で、電動ろくろを使った陶芸体験に行ってきました。
お邪魔したのは花巻市大迫町の「早池峰焼 星工房」さん。
いちおう元・美術の先生なので、陶芸の経験はありますが専門ではありません。それなりの形に近づいたかと思った瞬間に破壊(笑)。繰り返すこと1時間超。なんとかそれらしいものを2つばかり完成させました。
ウェブ制作者として、ふだんから創作活動はしています。でも、パソコン上の作業がメインなので「五感をフルに働かせて創る」感じではないんですよね。ふだん使わない神経と筋肉を使ってモノづくりをするのは、とても新鮮な体験です。子どもの頃の粘土遊びや泥んこ遊びにも近いので、単純に楽しいですし。
1年に1回ぐらいは、この感覚を味わうためにまた来てもいいかなあと思いましたよ。焼き上がりまで1ヶ月ほどかかるそう。実際に使ってみるのが楽しみです。陶芸体験、おすすめですよ。
湯呑みだかコップだかよくわからないものを作ったのですが、こういうものは実際に使ってなんぼ。仕事場でコーヒーとか飲むときに使ってみようかな。