餅は餅屋その2

160624

昨日は、お客様からいただいた原稿を慎重にリライトする作業を。ウェブデザイナーといっても、一人でやってますからね。編集・ライティングも仕事のひとつ。

インターネットの世界は、コトバによるコミュニケーションが基本です。動画がどんどん使われるようになっていますが、動画の中の音声や字幕なんかも言葉が必要ですよね。ですが、日本人ならほぼ誰でも日本語は使えるせいなのか、「言葉のプロ」にお金を払って書いてもらうことが少ないように感じています。

小さなホームページ制作会社では、「テキスト原稿はお客様が準備」というところが多いですね。私はいただいた原稿をチェックして、必要と思ったら手を入れますけど、そのままコピペのところだってあります。それで成果が出るか? と言われたら、ちょっとキビしいと思うのです。予算があって外注できる場合でも、信頼できる仕事をするライターさんは何人か知っていますが、印刷媒体が主で、ウェブ特化の人はほとんどいないし。

そんなこんなで、お客様に成果を出していただくためには、自分のライティングスキルを上げるのが早道だと考えました。いま仕事がめちゃめちゃ忙しいんですけど、並行してセールスライティングの勉強を進めています。時間と、ちょっとしたお金をかけて。

勉強し始めて思うことは、きちんと体系的な訓練を受けたプロと、文章の上手な素人さん(失礼)とは、まったくの別物だということ。先日も書きましたけどやっぱり「餅は餅屋」ですよ。

私がいま勉強しているライティングのカリキュラムはだいたい半年ほどで終わらせるつもり。カリキュラムが終わって、一定レベルのスキルが身についたら、ライティング部分もちゃんと料金を頂戴する予定です。

逆に言うと、勉強中の段階で私にライティングを発注するとすごく安いですよ!(笑)