スマートフォンを無視するのは得策ではない
先日、ニールセンからこんな発表がありました。
オンラインショッピング/動画サイトはスマホへシフト~ニールセン インターネット利用のPCからスマホへのシフト状況を発表~ | ニュースリリース | ニールセン株式会社
記事のポイントが挙げられているので同ページから引用します。
- 20代はスマホからのネット利用者数がPCでの利用者数の約2倍
- オンラインショッピング/動画サイトはスマホからの利用者がPCに並ぶ
- amazon、YouTube、niwangoは、スマホからの利用者数がPCを上回る
特に注目すべきはオンラインショッピングでしょうか。PCでのネット利用に慣れている人ほど、スマートフォンの小さい画面でちまちま買い物なんて考えられない!と思いがちですが、実際にはスマホの利用者数が追いついた、と。
この調査の指標は「利用者数」ですが、動画サイトやオンラインショッピングということはおそらく「利用時間」も長くなるのではないかと予想します。空いている時間は携帯端末でネットという人が増えているのでは?
そこで思い出したのがこちらの調査です。
ニュース – スマホ経由のインターネット接触時間が女性20~30歳代で急伸、博報堂DYMPの研究所:ITpro
気になるところはPCでの接続時間が減少しているところ。ユーザーの「スマホシフト」がどんどん進んでいるとみていいでしょう。
昨年の後半から、スマートフォン・タブレット表示に対応した「レスポンシブ・ウェブデザイン」の案件が増えました。PC向けのサイトでも拡大すれば普通にスマートフォンで見られますし、個人的にはBtoBサイトの場合は静観するのもひとつの見識だとは思います。
しかし、BtoCサイトの場合は、携帯端末で見やすいサイトと、いちいち拡大が必要なサイトでは、少しずつ差が開いていくのではないでしょうか。
あ。デイジー・デジタル・デザインのサイトは…BtoBですから!近々対応しますから!