IWDD vol.89 参加しました
岩手のWebデザイナーとWeb開発者のコミュニティ、IWDDの89回目の勉強会に今月も参加してきました。いつもは土曜の午後開催ですが、今回は「nite」ということで夜開催。時間の合う方が多かったのか、10人参加と盛況になりました。
ハイブリッドアプリについて
Kazushi Furudateさんからの話題提供ということでPhoneGapの紹介。HTML5、CSS、JavaScriptと、Webデザイナーからするとなじみ深い技術を使って、クロスプラットフォームのアプリ開発ができる環境のようです。PhoneGapから…
…まで、話題が広がりました。アプリ開発の経験はないのですが、個人的に作りたいアプリというかWebサービスがあって、そのUIとして選択肢に入るかなあと考えながらお話しを聞いてました。
第2回HTML5おさわり会 レスポンシブウェブデザインの切り替え箇所について
はちくまでざいんのすずきやちよさん。レスポンシブウェブデザイン(以下RWD)のメリットやデメリット、実例を紹介しながらブレークポイントの検討などのお話しでした。
その中で「レスポンシブウェブデザインの採用理由をお客様が納得する形で説明できますか?」という問題提起があったので、個人的な考えを書いておきます。先日、Yahoo!JAPANの方からセミナーで聞いたことなのですが、2013年のある調査で「スマートフォン・タブレットの接触時間はもはやPCを超えた」ということでした。であるならば、B2CサイトにおいてはRWDを選択肢に入れない理由はないと思います。
ただし、B2CといってもECサイトのようにUIの出来次第で成果に直結するようなサイトは、理想的にはサイトを完全に分けるべきだとは思います。そこは予算や工数との兼ね合いもありますが。
こちらの話題でもCSSフレームワークなどに話が広がりました。
などなど。自分ではCSSフレームワークを仕事に投入したことはなく、理由を考えてみると「PhotoshopやFireworksで作ったカンプを再現する場合は、直接CSSを書いたほうが早いから」ということになります。ワークフロー自体が変わる、例えばデザイニング・イン・ザ・ブラウザを導入する場合は真価を発揮するのではないかと思います。
テスト駆動開発をWeb制作に取り入れる
というタイトルでよかったのかな、すずりょさんの話題提供。実演は静的HTMLのテストだったため、本人の言う通りなんというか微妙だったのですが、JavaScriptでページ内容を生成する場合に生きてきそうな感じでした。他にもImageMagikのcompareを使ったブラウザレンダリング結果の自動確認アプローチなども。
今回も面白かったしためになりました。来月は90回目が開催されますので、岩手でWebに関わっている人はぜひ参加してほしいなあと思います。詳細は下記Doorkeeperのページにて。
IWDD (vol.90) – IWDD | Doorkeeper