情報の鮮度

160310

お客様とお話をしているとき。ネットや書籍で情報を探しているとき。ちょっと気になることがあります。

インターネットの世界は日進月歩。ネットに関する情報を探すとき、あなたにも気をつけてほしいことが。

それは何かというと…「その情報はいつの情報ですか?」ということ。

例えば、SEO(検索エンジン対策)がわかりやすいと思います。ほんの数年前までは、キーワードをページにどのように埋め込むか。業者から購入してでも、被リンクをいかに増やすか。といったことが対策のメインでした。

現在の主流は、「ユーザーにとって有益な情報をどのように提供するか」ですよね。ホームページの閲覧はスマホが大半、というのもこの数年で変わったことです。

ネットや書籍の情報には、今では通用しなくなった「古い常識」が残っています。

例えばブログだったら、書かれた日をチェックしてみる。書籍だったら、奥付で出版された日を確認する。これだけでずいぶん違いますよ。

それから。

情報には、時間の経過で「古くなるもの」と「変わらない本質的なもの」があります。さっきのSEOの話で言えば、ユーザーに有益な情報を提供するって、ずーっと前から言われていたことでもあるんですね。

短期的にしか使えない小手先のテクニックに踊らされた人は、今とても苦労しています。コツコツと本質的なものを追っていた人は、今は大きな成果をあげています。

情報を探すときは、「持続的に使える本質的なノウハウか」を意識するといいですよ。

個人的な意見では、専門外の人が聞きかじりで話しているノウハウは怪しいと思ってます。コンサルタントさんや中小企業診断士さんのネットの話は「あれっ?」と思うこと多々(もちろん、彼らの専門分野については傾聴に値します)。

信頼できる情報源を確保したいですね。