AISASとAIDMA

2014.02.13

先日の検索連動型広告入門セミナーに出てきた話からふと思ったことをメモ。

インターネットが普及して、消費者の購買モデルが「AISAS」(注:株式会社電通の登録商標)に変化したとよく言われます。AISASモデルとは、下記の5つ。

  1. Attention(注意)
  2. Interest(関心)
  3. Search(検索)
  4. Action(行動)
  5. Share(共有)

たしかに、自分の行動を振り返っても、あてはまる部分は多いように感じます。その後、SIPSモデルというのも出てきていますが、それはさておき。かつて、広告業界を中心に重要視されていたAIDMA(またはAIDA)モデルがありました。

  1. Attention(注意)
  2. Interest(関心)
  3. Desire(欲求)
  4. Memory(記憶)
  5. Action(行動)

今はAIDMAやAIDAを軽視してもよいのか? というとそんなことはなくて。ホームページの制作や運用に関わるとき、依然として重要だと思います。それはなぜか。

AISASのSearch(検索)で、あるページに辿り着いたとき。そのページでAttention(注意)やInterest(関心)を引きつけられるかどうか。Desire(欲求)とAction(行動)を喚起できるかどうかが、ホームページの成否につながるはずです。AISASのSとAのあいだに、実はAIDAが入っている。AISAIDASじゃちょっと語呂が悪いですが。

ちなみにMemory(記憶)は、スマートフォンの普及によって飛ばされることが増えてきているかもしれません。テレビを観ている時でもなんでも、手もとにスマホがあればすぐに検索できますから。