今年いちばん読んだ本
12月なので、今年のまとめの時期ということで。
今年もたくさんビジネス書とか専門書、技術書とか買いました。金額を考えると…あははは、ちょっと冷や汗がでてきます。私の場合、事業の収益に対して研修・図書費が大きすぎる気がしないでもないですが、どっかで元を取れればいいんですよね。
元を取るという意味でいえば、気に入った本は何度でも読み返すようにしています。10回読んだら本の価格は10分の1、みたいな。
今回紹介する本も少し高かったのですが、実際に10回ぐらい読んだと思います。ジェフ・ウォーカーの「ザ・ローンチ」。個人的には今年のベストです。
ジェフ・ウォーカーは、ネットを活用して爆発的な売り上げをあげるマーケティング手法「プロダクトローンチ」の生みの親です。日本では与沢翼氏の影響か、怪しげな情報商材販売業者の影響か、あまり好まれていないように思います。ですが、さすが本家本元というべきか、読んでみるととても「まとも」な販売方法でした。
実際のところ、この本を読んでから「見込み客リスト構築」の重要性が腑に落ちました。また、「シードローンチ」と呼ばれる事業立ち上げ向けの小規模なローンチ手法はとても参考になりました。全てではありませんが、一部は自分の事業に取り入れています。
「1日で100万ドルを売り上げる」といった煽り文句が注目されがちなプロダクトローンチ。夢を見るのはいいですけれども、生みの親による地に足のついた部分に価値がある本でした。ネットで何かを売るビジネスをしている人にはおすすめです。
Amazonや一般書店では扱っていない本なので、読んでみたい! という人がもしいたら下記のリンクからどうぞ。