DRMあれこれ。

2015.09.29

今日の打ち合わせで、お客様のところに届いたDMを見せられました。いっけん、きれいでインパクトのあるデザインに見えましたが、よく見るとテスティモニアル(著名人や消費者の推薦)がない。ベネフィット(便益)もよくわからない。ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)の視点から見るとまったくダメダメな代物でした。

デザイナーやコピーライター、あるいは広告代理店や印刷会社。DRMのノウハウを持っているところは皆無に近いといわれています。ごくわずかなDRMのノウハウを持った業者を探し当てるか。それとも発注側が知識とノウハウを身につけるか。

もし、今お付き合いのある業者が「当たり」だった場合、その業者との関係を大切にしたほうがいいと思います。乗り換え先なんてめったに見つかりませんから。

自分でノウハウを身につけようとするならば、市販の書籍等をかき集めても限界があると思います。ある程度お金を出して、ノウハウを購入する(セミナーや教材など)必要が出てくるでしょう。ただし、この世界は粗悪な情報もあふれているのが現実ですが…。こっちも「当たり」を引くのはたいへんなんですよね。

DRMをそもそも知らない会社。やろうとしてうまくいかなくてあきらめた会社。大半がそんなですから、やり切ったところが勝つのだとおもいます。