お客様の声
いま制作進行中のサイト。「お客様の声」の原稿が届いて読んでみたのだけれど、これが実に素晴らしい。感動的といっても過言ではないです。
おそらく、お願いするときに「無理にでもほめてくれ」とか「悪いことは書くな」とか言ってないと思うんです。にもかかわらず、ウェブ制作者から見て申し分ない、素晴らしい反応が返ってくるということは。商品が信頼できるものであり、誠実な商売をしていることの証でしょうね。
いわゆる「お客様の声」のことを、ダイレクトマーケティングの言葉で「テスティモニアル」といいます。ウェブサイトで訪問者にアピールするとき、テスティモニアルは不可欠だと考えています。ネットショップでは、わりあい高確率でテスティモニアルが掲載されていますが、他の業態でももっと活用したほうがいいと思うなあ。こんな話もあります。
ダン・ケネディがテレビ通販のコンサルティングを行った時のことです。
- 「事例」がゼロの場合 → 売上は最悪
- 「事例」をCM全体の25%になるようにしたところ → 売上がアップ
- さらに「事例」をCM全体の50%になるようにしたところ → 売上がさらにアップして損益分岐点を突破
- さらに「事例」を全体の75%になるようにしたところ → 売上がさらにアップして利益が出た
- 最初から最後まで、ほぼ「事例」にしたところ → 売上がMAXになった!
(ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方、寺本隆裕、集英社、2014年、p180)
商品について、売り手以外の第三者が語るということは、信頼・安心につながります。あなたが誠実なビジネスをしているのならば、「お客様の声」を取るのに苦労はしないはずです。もし、いまホームページに掲載していないなら、ぜひ収集をはじめてください。